2023年10月6日にホーチミン市テクノロジー大学(HUTECH)の日本学部のアスカ日本語クラブは第2回「包み愛・幸せを届ける」コンテストを開催しました。日本文化の知識を学びたい学生が交流し、絆を深め、才能を発揮するための機会を作りたいと考えました。
コンテストを始めるに先立って、学生たちに日本のサウナ習慣に由来する「風呂」と「布」を組み合わせた風呂敷と呼ばれるギフト包装技術を紹介しました。日本人は江戸時代から蒸し風呂に入る際にタオルで宝飾品やなどの貴重品を包み、保管する方法を知っていました。その後、風呂敷の概念は「タオルを使用する芸術」を意味するように拡張され、結び目を使用して物をしっかりと包み、贈り物に魅力をもたらしました。日本人の風呂敷には、ギフトの意味、洗練さ、環境保護だけでなく、贈り主の愛情と相手への思いやりもたくさん込められています。
コンテストでは、グループ毎に風呂敷と呼ばれるギフト包装の技術に関する20の質問に答えました。
それから、杉山菊江先生の指導のもと、グループごとにギフト包装に挑戦しました。
次に、ギフト包装の意味についてプレゼンテーションを行いました。
巧みで創造的なパフォーマンス、しっかりとした知識と流暢なプレゼンテーションスキルのおかげでソラのグループが一等賞を受賞しました。準優勝は夢グループ、準々優勝はセイコーグループでした。残念賞は「さくら」グループと「ようちえん」グループでした。
学生たちはコンテストを通じて、太陽が昇る国の独特な文化についての知識を掘り下げることができました。これらは、学生が将来希望するキャリアへの情熱を追求するためのモチベーションを生み出すのに興味深い経験となるように期待しています。