政府に対する信頼度97%、コロナの国民意識調査で世界1位
英国の市場調査会社ユーガブ(YouGov)は18日、世界26の国と地域で実施している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する国民意識調査の最新結果を発表し、ベトナム国民の政府に対する信頼度が増していることが明らかになりました。
ベトナム国民の政府に対する信頼度は4月13日時点の95%から5月12日時点では97%と+2%上昇し、引き続き調査対象国・地域の中で最も高い結果となりました。ベトナムでは5月25日現在、新型コロナウイルスの感染者数は325人で、死亡者数は依然としてゼロ人となっています。
政府に対する信頼度が高い上位国はベトナムに次いで、◇2位:マレーシア(93%)、◇3位:台湾(90%)、◇4位:オーストラリア(87%)の順です。
一方、最も低かったのはフランスで33%。また、感染拡大が深刻化している米国は43%、日本は42%(5月2日時点)となっています。
また、ベトナム国民は新型コロナウイルス感染症に関するメディアの報道に対する信頼度も調査対象国・地域の中で最も高く、国民の89%がメディアの報道を信頼していると回答しました。中国では感染者数や死亡者数についての報告が物議を醸している一方で、報道に対する信頼度は2位のインド(67%)に次いで3位(62%)につけています。
杉山弘幸
HUTECH国際教育学院