夏の甲子園中止を決定 春夏連続は史上初めて
日本高野連は20日、選手権運営委員会をオンラインで開き、8月10日から甲子園での開催を予定していた第102回全国高校野球選手権大会について、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止にすることを決めました。引き続き行われた理事会で決定しました。夏の甲子園大会の中止は戦後初です。
また、選抜大会と春夏連続での中止は史上初めてで、代表校を決める地方大会も中止となりました。
これまで、日本高野連は無観客での開催なども視野に入れて慎重に検討を進めてきました。しかし、緊急事態宣言が14日に39県で解除されても多くの学校は休校の状態で、準備期間が十分に確保できない上、8月上旬までに代表校がそろうのは困難で、宿泊、長距離移動による感染リスクが高まることも懸念されていました。
杉山弘幸
HUTECH国際教育学院